太陽光発電は、同じ地域であればどこの会社の太陽光パネルを利用しても、さらにどこの施工業者に依頼しても価格が一緒かと言ったら決してそうではありません。
同じ場所で設置するとしても、パネルの製造メーカーによって価格も違うし、施工業者によっても価格は違ってきます。
では、どうしてこれらの違いが生じるのでしょうか。

太陽光パネルに関しては、その素材の違いが大きく価格に影響するのです。
パネルを製造する素材は、大きくは3つ、シリコン系、化合物系、有機系に分けられます。
中でもシリコン系は単結晶シリコン、多結晶シリコン、ハイブリッドタイプなどに分かれ、それぞれで製造コストが変わってきます。
一般的には多結晶の方が生産性が高く、シリコン系の中でも価格は一番安くなります。
とは言え、単結晶やハイブリッドの方が発電効率は高いので、それらを利用するほうがパネルを設置する面積が狭くて済むのです。
また、化合物系は大量生産しやすく、製造コストがシリコン系に比べると安い傾向となっています。

また、太陽光パネルの製造メーカーは国内メーカーだけではありません。
海外にもメーカーがあって、中国等は国内メーカーに比べるとかなり安価な製品を提供しています。
その為、国内でも価格競争が進み、以前に比べるとパネルの価格はかなり安くなってきています。

また、施工業者によっても工事価格は違ってきます。
とは言え、あまりにも安い業者に関しては、どうしても手抜き工事などの可能性が出てくるので、価格だけを見るのは要注意です。

太陽光発電は、どんなところで設置しても同じ価格ではありません。
場所によっては同じタイプであっても、導入費用が高くなったり安くなる事もあります。
その大きな理由はパネルの素材ですが、導入費用はケースバイケースで違うという事を知っておく事が重要です。
また、コストの差だけでなく、各社の製品の性能の差、発電効率の差も知っておくと、太陽光発電についてより一層理解できるようになります。